「障子紙破れてるけど…」「今年の貼り替え、どうしよう」「貼り替えが大変」
そのお悩み、終わりにしませんか?



障子紙は和風インテリアとしての美しさがあるだけでなく、通気性に富んだ障子紙は、室内に湿気がこもるのを防ぐことができます。また、カーテンやブラインドとは異なり、陽光をほどよく通し、四方に拡散させ室内に落ち着いた明るさを作り出します。
しかしながら、「すぐに破れる」「貼り替える手間が面倒」「変色が気になる」といった悩みを抱えている方もおられます。
のり貼りタイプの障子紙をはじめ、手軽な方法で貼り替えられる障子紙や今の生活環境に合った機能性を持った障子紙など、伝統的な和紙の良さを守りたい方から、手軽な貼り方や機能性を求める方まで、ニーズに合わせたDIYで貼り替えられる障子紙をご紹介します。
「障子紙」と一言でいっても、その品質や風合いは、
使用されている「原料」と「製法」によって
大きく異なります。
パルプの含有率、レーヨンや麻などの
繊維を配合したことによる「強度」も異なります。
ご自宅の和室にどんな表情と
どんな機能を求めるのか、
理想の一枚を見つけてください。
※注意点:破れやすい素材のため、ペットや小さなお子様がいる家庭では注意が必要。
※注意点:通気性が低く、結露しやすい場合がある。
JIS規格/78.45kPa

| 軽く体や物が当たっても 破れない強さ |
強く当たっても 破れない強さ |
意図的に破ることができない強さ | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 明るく貼りやすい障子紙 | UVカット2倍強い明るい障子紙 | UVカット3倍強い明るい障子紙 | UVカット4倍強い破れにくい障子紙 | アイロン貼り超強プラスチック障子紙 | 省エネ障子紙 | 超強プラスチック障子紙 |
| UVカット2倍強い明るいアイロン貼り障子紙 | UVカット強さ3倍明るい障子紙 | UVカット4倍強い破れにくいアイロン貼り障子紙 | のり貼り超強プラスチック障子紙 | 超強カラープラスチック障子紙 |
※保証するものではありません。使用される条件によって異なります。
障子紙のJIS規格破裂強さの下限値に比べての強さです。
JIS規格の破裂強度試験で定められた下限値を1倍(基準)として、2倍、3倍…と強さを表示しています。
「障子の貼り替え」と聞くと、
「のりを均一に塗るのが難しい」
「シワができて失敗しそう」といった
不安を感じる方も
多いのではないでしょうか。
年に一度や数年に一度の作業となると、
その手間に尻込みしてしまいます。
伝統的な方法以外にも
簡単にキレイに仕上がる貼り方もあり、
3つの貼り方をご紹介します。
昔からの貼り方です。桟にのりをつけて貼っていきます。伝統的な美しい仕上がりです。
片面にアイロンの熱で溶ける樹脂が付いています。貼る時、はがす時もアイロンで行えます。
専用の両面テープで接着します。桟に両面テープをつけて貼っていきます。



簡単障子のり
うすめずにそのまま使える
ワンタッチ障子のり
ガイドつきで簡単のりづけ
ワンタッチ ヤニ・アク止め障子のり
ガイドつきで簡単のりづけ
ヤニ・アク止め剤入り
障子・ふすまのり
貼りやすく、はがしやすい専用のり
プロ用障子のり
アク止め効果もあるプロ仕様の専用のり
アルミ枠専用 ワンタッチ障子のり
アルミ製障子枠に、障子紙が貼れる


1
<ワンタッチ障子紙はがし><障子枠の洗剤>や水を含ませたタオルで、古い障子紙の上から桟をぬらします。
2
3~5分位してから、ゆっくりとはがします。
3
障子紙をはがしたら、桟全体についている古いのりをきれいに拭きとり、充分乾かします。
※桟に古いのりや、はがし剤が残っていると、接着不良の原因になります。
1
障子紙のはしからアイロンをあてながら、紙が熱いうちにゆっくりはがします。
1
障子紙を貼りつけている側の隅に、ドライヤーをあてながら、反対から障子紙の隅を手で押して、少しはがします。
2
障子紙と専用両面テープが一緒にはがれたら、ドライヤーをあてながらゆっくりと全てはがします。
※ドライヤーの温風でやけどをしないように、充分気をつけてください。



| パルプ | 木材片を砕いて繊維をとりだしたものです。 一般的に市販されている障子紙の主な材料になっています。 |
|---|---|
| レーヨン | 木材を原料として製造される再生繊維です。 レーヨンを入れることによって紙の風合いや通気性を高めることができます。 |
| ポリエステル | 化学繊維。 ポリエステルを入れることによって紙の強度をはじめ採光性などを高める働きがあります。 |
| ビニロンバインダー | 接着剤の効果。 繊維と繊維の間に絡まり、熱を加えることによって強度を増す働きがあります。 |
| 麻、 楮、三椏、雁皮 | 天然繊維。元来、和紙の原料として使用されていた繊維です。 |
| 蛍光剤 | 紙の白さを高める働きがあります。 |
| 一枚貼り | 幅は94cm。長さは1.8~15m、障子枠1~8枚分のものがあります。 その他に69cm幅や、135cmの広い幅もあり、丈の長い2.15m〜8.6mのものもあります。1枚貼り障子紙は高さに関係なく貼れます。 |
|---|---|
| 美濃判 | 当社品のサイズは28cm×18.8m。 但し、地域によっては27.2cm〜30.3cmの高さの場合もあります。 |
| 半紙判 | 当社品のサイズは25cm×22.5m 但し、地域によっては24.2cm〜26.6cmの高さの場合もあります。 |
※地域によってはサイズが異なることがあります。
※かつては紙は桟と桟の間で継ぎ目が見えるように継ぎ足しながら貼っていました。今でも茶室などではこのような貼り方が残っています。
| のり貼りタイプ | 昔からの貼り方です。 桟にハケなどでのりをつけて貼っていきます。のりのつけ方に慣れが必要です。 |
|---|---|
| アイロン貼りタイプ | アイロンの熱で接着します。片面にアイロンの熱で溶ける樹脂がついています。 |
| テープ貼りタイプ | 専用の両面テープで接着します。 |
